10月スクーリング XSTAND
「子育てクリエイターの座談会」開催レポート
10/22(火)XSTANDにて、子育てもクリエイティブ?「子育てクリエイターの座談会」を開催しました。会場参加とオンライン参加も含め、37名のご参加いただきました。
前回のイベント参加者から、「クリエイターのみなさんがどのように子育てしているのか、話を聞いてみたい」という声から、今回の企画になりました。
ファシリテーターを務める虎尾さんからは、「納期におわれたり、夜も仕事をすることが多いクリエイターのみなさん、忙しいなかで、どのように子育てをしてきましたか?」の質問からスタート。妊娠をきっかけにフリーランスとして独立したという毛経験や、そもそも両立なんて無理だと思っていたという経験談。
そして、県や市町が実施している子育て支援のありがたさ、福井は自営業者も多いので、フリーランスで仕事しながら子育てしている人にも理解があるいい地域なんじゃないか。というようなことも。
また、子どもを連れて打合せにいったり、撮影にいったりした話、ママ友との関係づくりなど、さまざまな話に展開しました。
「絵本の読み聞かせは、絵本の登場人物を演じ分けるようにすると大人も楽しめる」ということや、「子どもが小さい時は日曜日は必ず子どもの時間をつくるようにしていた」など。それぞれの子育ての工夫をお話いただきました。
申込み時に募集していたコメントから、「急な子どもの病気などにはどのように対応しているか?」という質問には、「予定通りにいかないことは当たり前にあって、迎えにいけないこともある、そんな時、ご主人、両親、ママ友などのネットワークでなんとかしている」ということや、「両親も地元におらず、協力者もいない、デザイナーとして活動再開するには、子どもが大きくなってからの方がいいでしょうか?」という意見には、「子どもが大きくなっても、その時々で状況が変わってくる。子どもとの時間をどう持ちたいかを考えるのが大切なんだと思う」という意見など。
会場からの質問では、「なかなか子育てを一緒にできないこともある、そういう時、奥さんにどうケアしてあげるといいか?」という意見では、「“ごめんね”、“ありがとう”という言葉を積極的に伝えてあげることが大事だと思う、“ありがとう”は何回伝えてもいい、どう思っているのかがわからないことの方が不安になる」という率直な意見も。
座談会では、本音のトークが繰り広げられました。
参加者からのアンケート回答では、「クリエイターのみなさんも思ったより、普通にお父さん、お母さんなんだなと、じーんとしました」や「子育てに関する経験談をたくさん聞けて、デザイナーのみなさんも悩まれていたんだなと少しホッとしました」という感想もいただきました。
今回の座談会で、子育てで悩むクリエイターは多いのでは?また、仕事のことや価値観を共有できるママ友が欲しいという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
クリエイター協会では、そういった子育てと向き合うクリエイターのつながりをつくっていけるとよいのでは?という話にもなり、そういった場も今後つくっていきたいと思います。